【英検】現地校では話せるのに、英検の英作文で点が伸びないのはなぜか

英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えているしょうたです。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。

わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。

「学校では毎日英語で過ごしているのに、英検の英作文だけ点が取れないんです」。海外に住むご家庭から、よくいただく相談です。話す力はあるのに、なぜでしょうか。

答案の型を覚えることが重要

日本英語検定協会は、1級・準1級・2級の英作文を「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つの観点で採点すると公表しています。

内容は、求められた意見とそれに沿った理由が書けているか。構成は、英文の流れがわかりやすく論理的か。さらに、問いに答えていない、あるいは関係のない話題について書いたと判断されると、すべての観点で0点と採点されることがあるとも明記されています。

現地校で英語に慣れている子ほど、思いついた順に話すように書きがちです。会話なら伝わる内容でも、答案として読むと「結局、賛成なのか反対なのか」が最後までわからない。

わたしが授業で感じているのは、英語力より先に、この英検独自の答案の形でつまずいている子が多いということです。

一日20分でできる、3つの練習

1つ目は、問いに1文で答えることです。書き始める前に、I think ~ because ~. の形で結論だけを書いてもらいます。

2つ目は、理由を2つに絞り、それぞれに「たとえば」にあたる1文を付けることです。協会の注意点にも、理由には具体的な説明や補足が必要であること、述べた意見と矛盾する理由は避けるべきことが書かれています。

3つ目は、書き終えたら4つの観点で自分に点をつけることです。特に語彙では、会話でよく使う gonna や kids、stuff などを、答案にふさわしい言葉に置き換えられるかを確かめます。

現地校で paragraph の書き方を習っている子なら、topic sentence から始める型は英検でもそのまま使えます。学校の課題と英検の練習を別物にせず、同じ型で書く意識を持つと、両方の負担が軽くなります。

入試での英検の扱いは、学校ごとに違います

帰国生入試での英検の扱いは、学校と年度によって大きく異なります。

一例として、英検準1級などCEFRのB2レベル以上の資格があれば、英語を100点に換算すると案内されている学校もあります。出願前に必ず志望校の最新の募集要項を確認してください。

おわりに

海外にいる今は、英語に毎日触れられる貴重な時間です。

その英語を答案の形に整える練習を少しずつ積んでおけば、帰国が近づいてから慌てずに済みます。まずは一日20分から始めてみましょう。

優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、指導経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。

ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。

海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。

お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。

参考文献

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