AIと人間の先生のそれぞれの役割
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。
わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。
今回は、「AIを使ってどう勉強すればいいか」という問いと、それをふまえたわたしたち先生の役割の違いについてお話ししようと思います。
強力な道具であるAIをどう使いこなすか
最近はAIを使って英作文を添削したり、わからない問題を瞬時に解説させたりすることが簡単になりました。
これは非常に画期的なことです。
わたしが英単語学習においてアプリの活用をおすすめすることが多いのですが、それは、クイズ形式で能動的に学べ、学習習慣をつけやすい「道具」だからです。
AIもこれと同様に、学習を効率化し、練習を積み重ねるための強力な「道具」としてとらえることができます。
文法というルールを明確に理解したり、語彙を増やしたりといった面において、AIは迷いを取り除いてくれる優れたパートナーになり得ます。しかし、どれだけ便利な道具が登場しても、学ぶという行為は本質的に自分自身で行うものであり、その結果が現れるのは試験だけではなく、その先の自分の未来であることを忘れてはいけません。
学ぶことは孤独であるからこそ
一方で、AIには決して代替できない、人間の先生ならではの役割があります。それは、みなさん一人ひとりの心に寄り添い、共に学習を進めていくことです。
勉強というものは、調べて、考えて、わからなければまた調べるという、本質的に孤独な作業の繰り返しです。
その孤独に耐えきれなくなったとき、あるいは苦手な部分でつまずいてしまったとき、AIは正論を返してくれますが、心を温めてはくれません。
だからこそ、わたしは授業での雑談を何よりも大切にしています。
先生という存在は、親でも学校の先生でもない程よい距離感を持っていると思います。また、マンツーマンの授業なので、なんでも好きな話をしながら、着実に学習を進めていきましょう。
急がないことで育まれる本質の理解
また、AIが最短ルートの回答を提示するのに対し、わたしたち講師はあえて「急がない」という選択をすることがあります。
学校のカリキュラムやテストの期限に追われると、どうしても焦りが出てしまいますが、理解できていないまま先に進むことに意味はありません。
小中学校の学習はらせん状に知識を積み上げていくため、一つでも飛ばすとその後ずっとわからない状態が続いてしまうからです。
わたしは生徒が納得するまで、一ヶ月同じことをやり続けることもあります。
急がば回れの精神で勉強していくというスタイルや考え方は、AIには真似できない人間同士の学びの醍醐味なのです。
実際にAIはなんでも教えてくれますが、自分で考えたことしか自分の知識として定着しません。みなさんは身をもって知っていると思います。ゆっくり考えることはとても大事です。
最後に
技術がどれほど発展しても、人と人が話し合うことで意思を伝え合い、互いに影響を受け合うことは今後も変わりません。
優心オンラインでは、海外在住者や海外経験の豊富な講師が所属しているので、多様な環境に置かれたみなさんの大変さに共感することができると思います。
AIという便利なツールを賢く使いこなしつつ、時にはAIがちゃんと教えてくれなかったことや、相談しても答えが出なかったものに関しては、わたしたち講師をぜひ頼ってください。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることができます。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。