【雑談】オンラインレッスンならではの「気になるもの」

オンラインだからこその“誘惑”

オンラインレッスンをしていると、時々子どもたちの集中がふっと別のところに向く瞬間があります。
特に低学年のお子さんに多いのですが、レッスンで使用している Google Meet の機能を見つけて遊び始めることがあります。

Google Meet には、背景をぼかしたり、イラストのエフェクトをつけたりする機能があります。
オンライン会議でもよく使われるものですが、子どもたちにとってはとても魅力的な遊び道具のように見えるようです。

一度その機能を見つけると、「これ何?」「顔が変わった!」と、ついつい触ってみたくなるもの。
画面の中で自分の姿が変わるのですから、気になるのも無理はありません。

すぐに止めない理由

そんなとき、私はすぐに「やめようね」とは言わないようにしています。
むしろ、少しだけ泳がせて様子を見ることが多いです。

というのも、一度気になったものは、途中で止めても結局気になり続けてしまうからです。
それなら「なるほど、こういう機能なんだね」と一度しっかり見てしまったほうが、気持ちが落ち着くこともあります。

実際、その流れから雑談が広がることもありますし、ちょっとした笑いが起きてレッスンの雰囲気がリセットされることもあります。
短い時間ですが、こうしたやり取りが子どもたちとの距離を縮めてくれることも少なくありません。

大事なのは“お約束”

ただし、もちろんそのまま自由にしてしまうわけではありません。
エフェクトに夢中になっていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

そこで私は、その子と一緒に お約束を決める ようにしています。
内容はその子によって少し変えますが、基本的にはとてもシンプルです。

「レッスンをしているときはエフェクトを使わないこと」

当たり前のことのようですが、一度見つけてしまったものはどうしても気になってしまうもの。
だからこそ、あえて言葉にして確認するようにしています。

最後のお楽しみ

そしてもう一つ提案するのが、レッスンの最後のお楽しみです。
「最後にエフェクトをつけてバイバイしようか!」と伝えると、子どもたちはとても嬉しそうにします。

昨日のレッスン日記で紹介したEさんも、まさにそのタイプ。
今ではレッスン中はエフェクトを触らず、最後の「バイバイ」のときだけお互いにエフェクトをつけて終わるのが恒例になっています。

オンラインレッスンは対面ではない分、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、勉強を教えることだけでなく、こうした小さなルールやメリハリを一緒に作っていくことも、教師の大切な役割だと感じています。

画面越しでも、子どもたちが安心して学べる環境をつくれるよう、これからも工夫を重ねていきたいと思います。

(沢村)