【レッスン日記】お別れレッスン

先日、約4か月間一緒に学んできたKさんとの最終レッスンがありました。
アメリカに住んでいて、最初は小2国語の範囲を中心に取り組んでいたKさん。ご家庭の本帰国が決まり、最後の1か月は該当学年である小3の内容にステップアップしました。

マッキーノに夢中に!

レッスンのはじまりは、いつも「マッキーノ(漢字ビンゴ)」から。最初の頃は「え〜、やりたくない」と少し渋い顔をしていたKさんでしたが、最後には「今日のマッキーノ、はやくやりたい!」とレッスン開始を楽しみにしてくれるほどに。
遊び感覚の活動も、続けるうちに「漢字を覚える楽しさ」に変わっていくのを目の前で見られたことは、私にとっても嬉しい瞬間でした。

レッスンの流れ

基本の流れは、

  1. マッキーノ
  2. 宿題にしていたワークの答え合わせ
  3. 10分程度で取り組める短めの読解問題

この3ステップをベースにしました。毎回の積み重ねがあったからこそ、Kさんも「今日はこれをやるんだな」と安心して学習に取り組めていたように思います。

苦手だった読解にも変化が

ご家庭で漢字をしっかり見ていただいていたので、Kさんは「書く・読む」については安定していました。
一方で、読解問題になると「書きぬき問題」や「選択問題」でつまずくことが多く、最初は文章の中から根拠を探すのが苦手でした。

しかしレッスンのたびに「答えは必ず文章の中にあるよ」「どの言葉と同じことを言っているかな?」と声をかけていくと、少しずつ「根拠を見つける習慣」がついていきました。最後の方には、自分から「ここに書いてあるからこれだよね」と根拠を言えるまでに。短い期間でも、読み方のコツを体得してくれたのだと思います。

お別れの時

最終レッスンの日、Kさんは少し寂しそうにしながらも、いつものように元気に学習を進めました。
私にとってもお別れは寂しいですが、日本に帰国してからの学校生活の中でも、レッスンでつかんだ「根拠を見つける力」が必ず役に立つはずです。

4か月間のレッスンを通して、嫌いだったマッキーノを楽しみにするようになったり、苦手だった読解で自信を持てるようになったり。Kさんは確実に成長を見せてくれました。

海外で学んだ経験、日本に帰国してからの新しい生活。きっとその両方がKさんの力になっていくはずです。
これからの学校生活も、楽しく、そして自分らしく歩んでいけますように。

(沢村)