【雑談】先生、聞いて聞いて!
最近のレッスンで、旅行や一時帰国から戻ってきた子が多くいます。
授業の最初に「先生〜!聞いて聞いて!」と、うれしそうに話してくれる瞬間は、私もつい笑顔になります。
旅行報告タイムは大盛り上がり
先日は、日本に一時帰国している時にレッスンに参加した子に「日本に着いてからどこに行ったの?」と聞くと、「アニメイト(アニメやマンガのグッズが売っているお店)に行ってきた」と教えてくれました。
普段はおとなしい子ですが、その後に好きなキャラクターのアクリルスタンドをうれしそうに見せてくれました。
別の子はヨーロッパへ。
「イタリアのごはんがおいしかった」と言って、写真を画面に映しながら説明してくれました。
「あとね、ト、、トリュ、、」と食べ物の名前がわからず別の写真を見せてくれて、「トリュフ?」と聞くと「そう!それ!でもお肉の方がおいしかった」と子どもならではの感想を教えてくれました。
極めつけはアメリカ旅行の子。
「衛星の発射を見たんだ!」とキラキラした目で話してくれて、思わず「え、それって本物のロケット!?」と私も前のめり。
そんな話を聞けるのも、この仕事の醍醐味です。
雑談も立派な日本語学習
実はこういう雑談、普段よりちょっと長めに時間を取っています。
理由はシンプル。「共有したい!」という気持ちは、日本語を正しく話す最高のきっかけになるからです。
私「で、そのときどう思ったの?」
生徒「えっと…びっくりした。あと…」
私「『迫力があった』とか『感動した』って言えるよ」
生徒「あ、そうそう!迫力があって感動した!」
こうやって、感情を表す言葉や表現を一緒に探していきます。
実体験があるからこそ、言葉もスッと身につくんです。
海外にいるからこそ大事な時間
海外在住の子どもたちの中には、家族以外で日本語を話す機会がほとんどない子もいます。
学校や友達との会話は現地の言語。だからこそ、この「楽しい思い出」を使った会話は貴重なんです。
楽しかった旅行の話を日本語で伝える → その会話を作文にする
この流れで、自然と表現力や文章力も伸びていきます。
ご家庭でもできる工夫
もしお子さんが旅行やイベントから帰ってきたら、「一番楽しかったことは?」から会話を始めてみてください。
「そのとき、どんな気持ちだった?」と掘り下げると、言葉の幅が広がります。
文章にまとめられたら、さらに効果的。
作文が苦手なお子さんも、自分の経験ならスラスラ書けたりしますよ。
旅行や一時帰国の話は、単なる思い出話じゃなく、日本語力を伸ばす宝箱みたいなもの。
これからも、レッスンではそんな時間を大切にしていきます。
(沢村)