【国語】小論文の夏期特別レッスン【レッスン日記】
夏休みだけの“短期・特別レッスン”として、ある中学生の生徒さんに小論文の指導を担当しています。全5回だけの限定レッスン。普段は別の先生と学習を進めているお子さんです。
帰国子女入試の受験を控えており、志望校の傾向に合わせて小論文対策をしたい、というご相談から始まりました。
1回目のレッスンは“方向性”を決める時間
短期レッスンと聞くと、「時間がないからどんどん問題を解かないと!」と思いがちですが、最初の授業はあえて雑談中心にしました。
とはいえ、ただのおしゃべりではありません。
・どんなことに興味があるのか
・今、好きなこと、得意なことは?
・これまでどんな経験をしてきた?
…そんなやりとりを通して、その子が持っているエピソードの種や価値観を探していく時間に。
この“自己理解”は、小論文を書くうえで非常に大切な土台になるんです。
面接練習だけじゃもったいない!
普段の先生と面接練習も進めているということで、そちらでは「話す練習」を中心にしているとのこと。
そこで私は、別の角度からアプローチすることにしました。
・ 志望校の試験では、読解問題+小論文が出題される
・本人に確認すると、「読解がちょっと苦手…」とのこと
じゃあ、小論文だけじゃなく、読解もやろう!と、その場で方向性を決めました。
残り時間で、少しだけ読解問題にもチャレンジ。本人のつまずきや思考の流れを観察することで、今後の指導に活かせるヒントも見えてきました。
短期でも、信頼関係を育むレッスンを
5回しかない。でも、5回もある。
「この先生にはこんな話ができる」
「この視点で見てもらえるのは新鮮」
そんなふうに感じてもらえるように意識して指導しています。
短いからこそ、1回1回を大切に。
そして、たった5回でも、「やってよかった」と思ってもらえるように。
これから本格的な小論文の添削に入っていきますが、初回の“雑談レッスン”は、決して無駄じゃなかったなと感じています。
限られた時間の中でも、できることがある。
そんな想いをこめて、夏の特別レッスンがスタートしました☀️
(沢村)