「算数が苦手」には「国語力」が関わっている
優心オンラインで講師をしております左雲(さくも)です。
小学生低学年から高校生まで年代、科目を問わず幅広く教えています。
わたしの担当ブログでは、これまでの授業の経験から勉強の取り組み方や成功事例だけでなく、授業内容とは外れてしまうかもしれませんが時事問題などの学生と話し合ったことについてブログに残していこうと思います。
今回は算数の文章題について。
海外在住の子どもたちに教えていると、文章題の問題につまずいてしまったり、苦手意識があったりするお子さんは少なくありません。
計算問題はできているのになぜ文章題ができないのか・・・と保護者の方のお悩みを伺うことが多々あります。
その解決のためには、算数は「計算方法を学ぶ」教科ではなく、国語と同様の「言語活動の一環」であると捉えることが不可欠です。
算数は計算方法を学ぶための教科ではない
算数は計算方法を学ぶための教科と思われがちですが、
実は論理的に考えて数字を使って説明する方法を学ぶための「言語活動」の一環である、というのが、教員の間では一般的な認識となっています。
中学校に入ると、数学では証明の方法を学びます。
そこで初めて言語を使って説明するように思われがちですが、実は小学校で学ぶ算数も授業の中では言葉を使ってなぜそうなるかを説明することに重点が置かれています。
例えば、3年生の分数では、1mを3等分した長さを1/3mと勉強しますが、なぜこのように表記できるのかを言葉で説明するのが初めの一歩です。
算数・数学どちらも「言語活動」の一環であるという考え方を前提に据えることが力を伸ばす第一歩とも言えるでしょう。
算数ができないのは国語力の問題かも
わたしが海外在住の子どもたちに算数を教える際にまずチェックしているのが、「問題文の意味を理解しているか」です。
なかなか問題演習が進められない子どもに多いのが、「問題文で何が起こっているのかがわからない」という状態です。
そのような場合には、図や絵を使いながら読み解く方法を教えて、その後に算数での数式の表し方を教えるようにしています。
国語力を鍛えながら算数を伸ばしていくというのが理想的でしょう。
まとめ
算数は言語活動の一環であり、算数が苦手と感じてしまうお子さんの場合は文章の意味が読み取れていないことがほとんどです。
算数の学習ではありますが、「文章の意味を理解して、説明できるか」に重点をおいて学習を進めていくとよいでしょう。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることができます。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。