小学校の社会は「楽しみながら」の勉強が重要


優心セミナーで英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲です。


小学生低学年から高校生まで幅広く担当しており、このブログでは授業の経験から得た勉強の取り組み方や成功事例、生徒と語り合った時事問題などを残しています。

今回は、日本の小学校4年生が社会科で直面する大きな壁「都道府県の暗記」について、ご家庭で実践できる楽しく効果的な学習法をお伝えします。

勉強をクイズに!


都道府県を覚える際、最初から全ての場所を網羅しようとするとお子さんは圧倒されてしまいます。

まずは、お子さんが住んでいた場所や親戚がいる地域など、自分にとって馴染みのある場所からスタートするのが近道です。

一気に47都道府県を覚えるのではなく、今週は東北地方、次は関東地方といった具合に、地方ごとに分けて着実にクリアしていくことが定着の鍵となります。

ご自宅では都道府県パズルなどの教具を活用しながら形と名前を一致させ、忘れかけた頃に「抜き打ちクイズ」を出すことで、知識がしっかりと定着していきます。

身近な地域の理解からはじめる


単に名前と場所を一致させるだけの作業は、お子さんにとって退屈に感じられてしまうものです。
そこで大切になるのが、その土地の特色を語る雑談です。

例えば、その地域の美味しいレストランや有名な食べ物、あるいは地形や気候などの話題を、家族の思い出やニュースと絡めて話してみてください。

学校の教科書で学ぶ知識が自分の生活と繋がっていると感じられるようになると、社会科への興味は一気に深まります。

クイズ回答者ではなく、出題者をやってもらう


知識を定着させるために最も効果的なのは、教わる側から「教える側」へと立場に立ってもらうことです。

ある程度知識がついてきたら、お子さん自身に気になる県について調べてもらい、家族に向けて簡単なプレゼンテーションをしてもらう時間を作ってみてください。

わたしの授業でも宿題で調べ学習をしてきてもらい、学校でプレゼンの経験がある子にはパワーポイントで資料を作ってもらって次の週に発表してもらうこともあります。

また、「次はお子さんが先生に問題を出してね」とクイズの出題者を交代すると、子供たちは目を輝かせて取り組み始めます。

出題者になることで、どうすれば相手が答えやすいか、どんな問題なら楽しいかといった多角的な思考力も養われていきます。

大切なのは「急がない」姿勢


保護者の方はついつい「早く覚えさせなければ」と焦ってしまうかもしれません。しかし、私は授業において「急がないこと」を何よりも大切にしています。

大人の焦りは子どもにも伝わってしまいます。それは自分の親であれば、学校や塾の先生の焦り以上に子どもにとってはストレス要因となりえます。

たとえ一ヶ月同じ単元を繰り返したとしても、徹底的に「わからない」を「わかる」に変えるまで寄り添うことが、結局は次のステップへ進む一番の近道になります。

このような地理の学習は、海外という日本とは異なる環境で暮らすお子さんにとっても、自分のルーツを理解しつつ、広い世界を想像する力を育む素晴らしい機会となります。

優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。

海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることができます。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。