何かにハマることの効用とは?

英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。

わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。

今回は、勉強から少し離れて何かにハマることが、実は学習や人生においてどれほどプラスに働くかというお話をしようと思います。

「うちの子、ゲームばかりして……」

「趣味に熱中しすぎて勉強が疎(おろそ)かにならないかしら」

そんな不安を抱える保護者の方も多いかもしれません。しかし、わたしは何かに熱中できる力こそが、学びの土台になると考えています。

講師だって「ハマる」!最近のわたしの関心事

実を言うと、わたし自身も最近、あるものにどっぷりとハマっています。

それは、ゲームの「モンスターハンター(モンハン)」シリーズと「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズです。

年末からやり始め、最近は夜の空いた時間に毎日数時間プレイするほどハマっています。1ヶ月で100時間ほど遊んでいます。(仕事以外の時間をほとんど注ぎ込んでしまっているぐらいです)

大人になってもゲーム?と思われるかもしれませんが、これがなかなか奥が深いのです。

強い敵に勝つために装備やスキルの組み合わせを考える戦略を練ったり、膨大な攻略データの中から今の自分に必要な情報を探し出す情報の取捨選択、そして、なかなか手に入らない素材を求めて何度も挑戦しなければならないので、忍耐力、精神力が鍛えられます。

これらはすべて、英語や国語の長文読解、記述問題、さらには日々の学習習慣を身につける際にも必要とされる能力です。

そして、何かにハマっている時、脳は非常に能動的に動いていると感じます。わたしの場合、仕事の合間に大学院でも研究を進めていますが、「面白い!」という感情があれば、時間を忘れるほど調査を進めたり、文章をまとめたりできます。

実は、この能動的に取り組む姿勢こそ、わたしが授業で大切にしているポイントの一つです。

「ハマること」がもたらす学習効果

何かに熱中することは、単なる時間の浪費ではありません。そこには学習に直結する3つの大きな効果があると考えています。

まず1つ目は、圧倒的な集中力です。時間を忘れて没頭する経験は、勉強において密度の高い時間を確保するための訓練になります。

2つ目は、自発的な探究心です。関連することを自ら調べ、知識を深めていくプロセスは、社会の調べ学習や英語の語彙力アップにそのまま応用できます。

わたし自身、パソコンやゲームが好きなので、それに関連する英単語を調べたり、動画を見たりすることで、リラックスしながら英語力を維持しています。

そして3つ目は、論理的な思考力です。「どうすれば上手くいくか」という仮説と検証を繰り返すことは、数学の思考や英文法のルールを理解する助けになります。

「勉強しなさい!」と言われてやる1時間よりも、自分の好きなことのために費やす1時間のほうが、吸収率は格段に高まります。

勉強自体が苦痛だ!と思うかもしれませんが、最初だけ耐えて打ち込んでみると、意外と勉強でも「あれ、面白いかも」と思うことが増えます。

わたしは高校受験になるまでそれを感じたことがなかったのですが、一度集中しながら、面白がって勉強する時間をとってみると、本当に面白いところが見つかってきます。戦国時代を舞台にしたゲームのおかげでわたしは歴史が好きになり、ゲームがきっかけで学校で勉強する以上のことを本から学びました。そのおかげで歴史をストーリーのように把握することができ、テストでも高得点を取ることができていました。

最後に

学習法も人それぞれであるように、何にハマるかも人それぞれです。

もしお子さんが何かに熱中していたら、まずはそれを肯定してあげてください。「なぜそれが好きなのか」「どうすればもっと上手くなるのか」を考えるプロセスは、子供の成長にとって欠かせません。

まずは一度勉強を「面白がる」姿勢で集中的に取り組んでみてください。みなさんなりの面白さを発見できるでしょう。

優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。

海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることができます。

お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。