【雑談】レッスン中に筋トレタイム!?

「先生ね、実は最近筋トレを始めたんだよね」
レッスンの最初、何気なくそんな話題をふってみました。

実は私、最近ちょっとずつ筋トレを始めたんです。スクワットや腹筋を数分だけでも続けてみようと…。

するとRさん(小6の年齢だけれど、小2レベルの国語を一緒に勉強しています)が目を輝かせました。普段から野球をやっている彼にとって、「筋トレ」という言葉は魔法のスイッチ。

もう一気に前のめりで、「へーすごいじゃん!」と食いついたので、「Rさんの知っている筋トレいくつか教えてくれない?」と質問しました。

すると、「オッケー!えー何かあるかな…」と教えてくれる流れになりました。

2週連続の筋トレレッスン

椅子から立ち、カメラの画角を^調整してRさん改めR“先生”の筋トレ講座がスタートしました。

この日は腹筋を鍛えるトレーニング。立ったまま体をぐっと丸めて力を入れる動作を実演してくれました。
そして翌週では、アキレス腱を伸ばしながら腰をひねる動き。「これはね、体を柔らかくするのにいいんだよ!」と、自信満々の表情。

私も一緒に立ち上がって、二人で同じ動作をしてみました。レッスン中に椅子を離れて身体を動かすのはちょっと新鮮。笑いながら動きをマネすると、「そうそう!先生、軸はずらさないでひねるだけ!」と細かく指導までしてくれるんです。

説明のうまさにびっくり

さらに感心したのは、説明の上手さ。「どこに効くの?」と聞くと、「お腹!」とか「ここがのびるでしょ?」と的確に答えてくれます。うまく言葉にできないところは、私が「腰をひねるっていうこと?」と補うと、「そうそう!」とすぐに言葉をつなげてくれました。

国語の授業ではまだ表現に苦戦することもありますが、こうやって実体験をもとにすると、言葉がぐっと出やすくなるんですね。教科書の文章だけでは見えにくい力が、思わぬ形で伸びていることを感じました。

一緒に動く楽しさ

普段は机に座って一緒に文章を読んだり問題を解いたりする時間が多いですが、こうして身体を使って「同じ動作を一緒にする」というのは、また違った楽しさがあります。先生と生徒というより、仲間として一緒に体験を共有できる時間でした。

最後に「教えてくれてありがとう!これは続けるね!」と伝えると、「いいよ。どうせやらないんでしょ。」とボソリ。すかさず、「いやいや、せっかく教えてくれたから続けるよ!」とはっきり言うと嬉しそうな表情をしていました。

(それから毎日家事の合間に筋トレをやるようになりました☺)

国語の授業の合間に筋トレ…ちょっと不思議ですが、彼にとっては「自分が知っていることを伝えたい」という大切なコミュニケーションの時間。日本語を使う練習にもなっているんですよね。

勉強の合間に笑顔になれる時間があるのは、海外で勉強している子どもたちにとっても大きな支えになるのだと思います。

(沢村)