【算数】根拠を伝える力【レッスン日記】
タイ在住、日本人学校に通うYさんとの出会い
最近、新しくレッスンに参加してくれたのが、タイ在住で日本人学校に通うYさんです。
春から中学1年生になるYさんは、算数について「特に大きな苦手はない」と話してくれました。実際に問題に取り組んでみても、計算の正確さや理解力は安定していて、基礎がしっかり身についている印象でした。
一方で、Yさん自身が気にしていたのは、「自分の考えを相手に伝えること」。
答えは出せるけれど、その理由を説明しようとすると、うまく言葉が出てこない。そんなもどかしさを感じている様子が、最初のやり取りから伝わってきました。
体験レッスンで見えてきた課題
体験レッスンでは、まず簡単な自己紹介をしたあと、「自分が苦手だと感じていること」について話してもらいました。
そこで挙がったのが、「百分率・割合」。中学に入る前に、もう一度しっかり整理しておきたいという思いがあったようです。
本人の希望もあり、小学5年生の内容に戻って、一緒に確認することにしました。
レッスンでは、答えを出すこと以上に、「どうしてそう考えたのか」を説明してもらうことを意識しました。
最初は声も小さく、こちらの反応をうかがうような話し方でしたが、問いかけを重ねる中で、少しずつ変化が見えてきました。
自信のなさから、言葉にする一歩へ
「ここが○%だから」「この数を基準に考えた」といったように、根拠を意識した言葉が出てくるようになり、説明の中身も徐々に整理されていきました。
完璧ではなくても、「自分で考えたことを伝えよう」とする姿勢が、はっきりと感じられました。
レギュラーレッスンになってからも、引き続き同じ単元に取り組んでいます。
中学に進むと、算数は数学へと変わり、「説明する力」はますます重要になります。
Yさんがこれから、「解ける」だけでなく「伝えられる」算数に自信を持てるよう、丁寧にサポートしていきたいと思います。
(沢村)