【算数】やる気がない!?【レッスン日記】
今回ご紹介するのは、小学5年生のRさんとの算数レッスンです。
学校の先取り学習をしているのですが、ある日レッスン中にRさんからこんな言葉が飛び出しました。
「こんなことやっても意味がない」
「好きな勉強だけしたい」
「内容がつまらない!」
算数が得意そうなイメージを持っていたので、私は正直驚きました。
「やればできる」タイプ
Rさんは理解がとても早く、「やればできる」タイプです。
計算力もありますし、文章題も解ける力があります。学校のテストでも良い成績をとっているようです。
でも、レッスンをしていると「ここはちょっと弱いかも?」という部分がちらほら見えてきます。
基礎はできているようで、実は完全ではない。だからといって難しい問題ばかりを解いてしまうと、土台がぐらついてしまいます。
「意味がない」の裏にあるもの
どうしてそんな気持ちになっているのか考えると、二つの理由が思い当たります。
ひとつは年齢的に反抗期に入りつつあること。
「やりたくない」「意味がない」と言うのは、自己主張のひとつでもあります。
もうひとつは、目標が見えにくいこと。
ただ勉強をするだけでは退屈に感じるのは当然です。何のためにやっているのかが分からないと、「つまらない」と感じてしまうのです。
まずは話を聞く
そこで私はレッスン中に、Rさんの気持ちをしっかり聞くことにしました。
すると「応用問題のような難しい問題に取り組みたい」という本音を話してくれました。
なるほど!挑戦したい気持ちがあるなら、それを大切にしない手はありません。
ただし、基礎の確認を飛ばしてしまうのは危険。
そこで私は「まずは基礎を固めつつ、その先に応用問題に挑戦する」という流れをつくることにしました。
小さな目標を作ることに
そのための第一歩として、次のレッスンから「ミニテスト」を取り入れることにしました。
数問の基礎問題を解いて、その日のスタートにする。間違えたらその場で直す。
それを小さな目標にすることで、「できた!」という達成感を積み重ねられるようにしたいのです。
応用問題への挑戦はそのあと。基礎と挑戦をつなげてあげることで、やる気につながるのではないかと思います。
「やる気がない!」という姿の裏には、ただサボりたい気持ちがあるのではなく、「もっと挑戦したい」という前向きな気持ちが隠れていることがあります。
今回はミニテストという形で小さな目標を作ることにしました。次回以降のレッスンでどんな変化が見られるのか、私もとても楽しみにしています。
(沢村)