【国語】高校生活につなげるための準備【レッスン日記】

シンガポール在住・中学三年生のNさん

国語のレッスンを受けている中学三年生のNさんは、現在シンガポールに住んでいます。
高校からは日本で生活する予定で、今はその準備期間。環境が大きく変わるタイミングだからこそ、学習面でも「今できること」を一つずつ積み重ねています。

海外生活が長い生徒さんの場合、日常会話は問題なくできても、教科としての日本語、特に国語に不安を感じることが少なくありません。Nさんもその一人でした。

見えてきた課題は「語彙力」

レッスンを進める中で、Nさんの大きな課題として見えてきたのが語彙力です。
文章自体は最後まで読めているものの、

・漢字の意味があいまい
・四字熟語のニュアンスがつかめない
・選択肢の言葉の違いで迷ってしまう

といった場面がありました。

中学生までは何となくで乗り切れていた部分も、高校に入ると「言葉を知っているかどうか」がはっきり差として出てきます。そのため、今のうちから語彙を強化していくことがとても大切です。

言葉を「覚える」から「使える」へ

レッスンでは、ただ問題を解いて終わりにするのではなく、漢字や言葉の意味を丁寧に確認しています。
「この言葉はどんな場面で使う?」
「似ている言葉との違いは何だろう?」

そんなやり取りを通して、言葉を一つずつ自分の中に落とし込んでいきます。
時間はかかりますが、この積み重ねが読解力の土台になります。

うれしい成長の報告

先日、Nさんからうれしい報告がありました。
学校の漢字テストで、点数が20点以上アップしたとのこと。

「前より意味がわかるようになった」
と話してくれた言葉から、学習の手応えを感じている様子が伝わってきました。点数という目に見える成果は、自信にもつながります。

高校に向けて、今できるサポートを

高校の国語では、文章の難易度も語彙のレベルも一段階上がります。
だからこそ、今のうちに言葉に触れ、理解を深めておくことが大切です。

Nさんが日本での高校生活を安心してスタートできるように、これからも語彙力を中心に、国語の力をじっくり育てていきたいと思います。

(沢村)