【国語】音読がもたらす力【レッスン日記】

今回ご紹介するのは、インド在住のRくん(小学6年生にあたる)との国語のレッスンです。Rくんは現在、小学4年生の国語を進めていて、ちょうど「ウナギのなぞを追って」という単元に取り組んでいます。

たくさんの質問から広がる学び

この単元ではウナギはどこからやってきたのかという内容の説明文となっているため、本文中には専門的な言葉が多く出てきます。
「北赤道海流はどこ?」
「レプトセファルスってなに?」
レッスン中、Rくんは次々と質問してくれました。

文章をただ読むだけでなく、「これはどういう意味なんだろう?」と疑問をもって学べる姿勢が、とても頼もしく感じられました。

音読の宿題にチャレンジ

ただ、内容が難しい分、音読に時間がかかり、読解問題までなかなか進めないこともありました。
そこである日の宿題では「スラスラ読めるように、漢字の読み方や言葉の意味を自分で調べてみてね」とお願いしました。

レッスン中に一緒に取り組んでいましたが、1時間のレッスンでできることは限られています。Rくんはいつも意欲的に取り組んでいるので、音読を試しに宿題にしてみました。

次のレッスンで音読を聞いてみると…初めて読んだときよりも驚くほどスラスラ!わからない漢字も数えるほどしかありませんでした。

「お母さんと練習してきた!」と誇らしげに話してくれたRくん。練習の成果がしっかり出ていて、私も思わず笑顔になりました。

音読は読解力にもつながる

さらに驚いたのは、その後の読解問題です。
以前は根拠となる文章を探すのに少し苦戦していましたが、この日はすぐに正確な箇所を見つけて答えることができたので、私は答え方のポイントを伝えました。

Rくん自身も「音読練習したからすぐに答えがわかる!」と実感していました。音読を重ねることで、言葉の意味を理解するだけでなく、文章全体の流れやつながりをとらえる力が育っているのだと思います。

音読は読解力の大事な基盤

今回のレッスンを通して、音読が単なる「声に出して読む練習」ではなく、理解を深め、読解力を支える大切な基盤になることを改めて感じました。

また、これまで学習した漢字の読み方の定着にもつながっていきます。

Rくんの「スラスラ読めた!」という達成感が、これからの学びへの大きなエネルギーになっていくはずです。レッスンではそんな「できた!」が学習に対する楽しさにつながっていけるように、引き続きサポートしていきたいと思いました。

(沢村)