【レッスン日記】短期レッスンで大切にした「心を開く時間」

2か月間という短期の数学レッスンを担当した生徒さんとの時間を、今日は振り返ってみたいと思います。
短い期間だからこそ意識していたのは、「いかに早く心を開いてもらえるか」ということでした。

最初はやはり少し緊張した様子で、こちらの問いかけにも遠慮がちな返答。
短期レッスンの場合、信頼関係を築く前に終わってしまうこともあるので、まずは雑談を交えながら進めることを意識しました。

雑談がつくる安心感

学校の話や日常の出来事など、勉強とは直接関係のない話題を少しずつ挟んでいくうちに、表情が柔らいできたのが分かりました。
気がつけば、学校生活のことや友達のこと、さらには恋愛の話までしてくれるように。
「先生聞いてくださいよ」と自分から話題を持ってきてくれるようになったとき、距離が縮まったことを実感しました。

心を開くことで変わる授業の質

心を開いてくれるようになると、レッスン中の様子も大きく変わります。
一番のメリットは、コミュニケーションを取りながら学習が進められること。

例えば、分からない問題に出会ったとき、以前は黙り込んでしまっていた場面でも、
「ここが分からない」とその場で伝えてくれるようになりました。
その結果、つまずきをその場で解消でき、一方的に進む授業ではなく対話型の授業になっていきました。

メリハリが学習効果を高める

もちろん、雑談ばかりにならないように「やるときはやる」「話すときは話す」と切り替えを大切にしました。
問題に取り組む時間はしっかり集中し、一区切りついたら少し会話をする。
このメリハリがあることで、集中力も持続しやすく、学習の効率も上がっていきました。

短期レッスンは時間が限られているからこそ、内容だけでなく関係づくりがとても重要だと改めて感じました。
雑談は一見すると勉強から離れているように見えますが、実は学習を深めるための大切な土台になります。

これからも、限られた時間の中でも安心して学べる空間をつくりながら、
「分からない」と言える授業を大切にしていきたいと思います。

(沢村)