【コラム】海外在住の小学生にオンライン塾は必要?メリットとデメリット

海外で子育てをしていると、一度は考えるテーマがあります。
それは、「海外に住んでいても、日本の塾や勉強は必要なのだろうか?」ということです。

現地校に通っていて、毎日の生活も問題なく過ごしている。
それでも、日本語や日本の勉強について少し不安を感じることがある。

特に小学生の時期は、「まだ早いのでは?」と思う一方で、「このままで大丈夫かな」と悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。

今回は、海外在住の小学生にオンライン塾は必要なのか、メリットとデメリットの両方を考えていきたいと思います。

こんなお悩みはありませんか?

・日本語の読み書きが少し心配
・帰国したときに勉強についていけるか不安
・日本の算数や国語に触れる機会が少ない
・塾に通わせたいけど海外では難しい

このようなお悩みを持つご家庭にとって、オンライン塾は一つの選択肢になっています。

☑ メリット① 日本語環境を維持できる

海外生活では、どうしても現地語を使う時間が増えます。
学校、友達、テレビ、日常生活のほとんどが現地語になることも少なくありません。

その中で、週に1回でも日本語で学ぶ時間があると、日本語を使う機会をしっかり確保することができます。

国語や算数など教科学習を日本語で学ぶことで、
「読む・聞く・話す・書く」力が自然と維持されていきます。

これはオンライン塾の大きなメリットの一つです。

☑ メリット② 日本の勉強に触れられる

海外の学校と日本の学校では、学習内容や進め方が違います。

特に算数や国語は、日本独自の考え方や問題形式が多く、触れる機会がないと慣れるのが難しくなります。

オンライン塾を活用することで、日本のカリキュラムに触れることができ、帰国したときや日本の学校に進学する際の不安を減らすことができます。

「今すぐ必要ではないけれど、将来の選択肢を残しておきたい」
というご家庭には、とても相性が良い学び方です。

☑ メリット③ 子どもに合ったペースで学べる

オンライン塾の多くは、個別指導や少人数で進めることができます。

海外に住んでいる子どもたちは、日本語力や学習経験がそれぞれ違います。
そのため、日本の学年通りに進めるのではなく、その子に合ったペースで進めることがとても大切になります。

オンラインであれば、理解度に合わせてゆっくり進めたり、得意なところは先に進めたりと、柔軟に対応することができます。

これは通塾型にはない大きなメリットと言えるでしょう。

☑ デメリット① 画面越しの学習になる

一方で、オンライン塾にはデメリットもあります。

それは、対面ではなく画面越しでの学習になることです。

小さなお子さんの場合、集中力が続きにくかったり、最初は慣れるまで時間がかかることもあります。
また、直接隣で見てもらえる安心感とは少し違う部分もあります。

そのため、短時間からスタートしたり、楽しい時間を取り入れたりしながら、無理のない形で進めることが大切になります。

☑ デメリット② 継続するための工夫が必要

オンライン学習は、自宅で受けるからこそ、習慣化が重要になります。

時間を決めて取り組むことや、学習のリズムを作ることができないと、続けるのが難しくなることもあります。

ただ、逆に言えば、環境を整えればしっかり継続できるということでもあります。

週に1回でも「日本語で勉強する時間」があるだけで、学びの積み重ねは大きく変わっていきます。

オンライン塾は「必要かどうか」ではなく「選択肢の一つ」

海外在住の小学生にオンライン塾が絶対に必要かと言われると、必ずしもそうとは限りません。
現地校を中心に学び、家庭で日本語に触れるという形でも、十分に成長していく子どもたちはたくさんいます。

ただ、日本語の維持、日本の勉強への不安、将来の選択肢を考えたときに、オンライン塾はとても有効な選択肢になります。

大切なのは、「必要かどうか」で考えるのではなく、
その子にとって合っているかどうかを見ていくことです。

海外という特別な環境の中で、どんな学び方がその子にとって一番自然なのか。
それを一緒に考えながら、無理のない形で学びを続けていけたらいいなと感じています。

(沢村)