「黙読」だけではなく「音読」もして学習効率アップ!
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。
小学生低学年から高校生まで年代問わず幅広く教えています。
わたしの担当ブログでは、これまでの授業の経験から勉強の取り組み方や成功事例だけでなく、授業内容とは外れてしまうかもしれませんが時事問題などの学生と話し合ったことについてブログに残していこうと思います。
今回は、音読について。
「日常会話はペラペラなのに、作文を書かせると『てにをは』がボロボロ……」 「現地校の宿題はスラスラこなすのに、日本語の本を読むと内容が頭に入っていない気がする」
海外で子育てをされている保護者様から、このようなご相談をよくいただきます。
特に現地校に通うお子様の場合、日本語を話す力(会話力)はあっても、正しい文法で読み書きする力が追いついていないケースが少なくありません。
そんな時、わたしが真っ先に確認するのが「お家で『音読』をしていますか?」という点です。
もし、お子様がすべての読書や学習を「黙読(声に出さずに読む)」で済ませているなら、要注意です。実は、黙読には「わかったつもり」という大きな落とし穴があるからです。
「黙読」だけの落とし穴
わたしたちは黙読をする際、無意識に文章を「斜め読み」しています。
単語(名詞や動詞)だけを拾い、助詞(て・に・を・は)を読み飛ばしても、脳が勝手に意味を補完して理解したことにしてしまうのです。
大人はそれでも構いません。しかし、文法が定着していない発展途上のお子様がこれを続けると、正しい助詞のリズムが身につかず、「わたしは、学校『を』行きます」といった不自然な日本語が定着してしまいます。
「耳」と「口」を使うことが重要
そこで効果を発揮するのが「音読」です。 声に出して読むということは、一文字も飛ばさずに文章を追うことを強制します。
また、自分の声を耳で聞くことで、日本語特有の「リズム」を身体で覚えることができます。
優心オンラインの国語講師の多くは、ワークを解くだけでなく、教科書の音読を取り入れています。
以前、「誰『が』」と「誰『に』」の使い分けが苦手だった小学校高学年のAさん。
黙読ではスルーしていた文章も、音読をしてもらうと「……あ、なんか今の変だった」と、自分で違和感に気づくようになりました。
最近ではイントネーションに不安があると、先生に聞いてくれるようになりました。
これは、理屈ではなく「音としての正しい日本語」が耳に残るようになった証拠だと思います。
1日5分の教科書の音読が全体的な国語力アップにつながる
会話では助詞を省略しても通じますが、文章読解や作文ではそうはいきません。
「日本語がおかしいな」と感じたら、まずは国語の教科書を1日1ページ、声に出して読む習慣をつけてみてください。
「正しく読む」ことは「正しく書く」ことへの第一歩です。
もし、お子様が音読を嫌がったり、どこでつまずいているか分からなかったりする場合は、ぜひ優心オンラインの講師にお任せください。
マンツーマンの授業の中で、お子様の日本語のリズムを整えるお手伝いをいたします。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることができます。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。