雑談ベースで授業を進める

英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。

わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。

「先生と楽しそうに話しているけれど、授業中に雑談ばかりして大丈夫かしら……」

お子様がオンライン授業で講師と盛り上がっている姿を見て、ふとそんな不安を抱いたことはありませんか。

限られた時間のなかで、1問でも多くの問題を解き、公式を覚えてほしいと願うのは、親御様として当然の考えだと思います。

しかし、教育現場で長く教えていると、一見すると勉強とは無関係に思える雑談こそが、子どもの学力が伸びやすいのではないかと思うようになってきました。

今回は、わたしの経験をもとに、ガツガツ勉強せずに学力の向上を伸ばす工夫のようなものをお伝えできたらと思います。

雑談はリラックスできる環境を作る

わたしの授業では冒頭5分〜10分、最近あったことや見聞きしたことなどを共有します。

授業とは全く関係のないことを話す時間を作ることで生徒の皆さんだけでなく、わたし自身もリラックスして授業を始められるのです。

授業の準備をしている時には、どう導入しようかなとものすごく時間をかけて考えるのですが、授業中にそればかり考えてしまうとかえって、聞いている側が疲れていることにある時気づきました。

リラックスできるというのは、最近の言葉でいうと、「心理的安全性」というものでしょうか。心の安全が確保されていることで、臆せずにトライできるという側面があるのだと思います。

雑談は切り替えの役割を果たす

リラックスできるというだけでなく、今から「オンライン」であるという心の切り替えができるのではないかと思います。

一人で勉強をしている時はどうしても問題集の決めたところまでを解き切った、1時間勉強した、というような区切りを自分でつけなければなりません。

しかし、人と話すことで、気持ちを新たに、リフレッシュさせて勉強の続きに取り組むことができたりします。

授業まではダラダラしてしまっていたと話す生徒も、始まると集中して取り組めています。

また、授業の内容に入るときにも「今から授業だ」という切り替えにもなります。授業とは全く関係のない話から、テキストのページをめくってという動作に移っていくとリラックスしながらも程よい緊張感が生まれる感じがします。

オンラインだからこそ必要な「余白」

特に画面を隔てたオンライン指導においては、意識的にこの「余白」を作らなければ、授業が一方通行の作業に終始してしまい、動画を見て学習しているのと変わりません。動画を見るだけで能動的に学習できるのは、高校生になってもなかなか難しいものです。

そのような背景もあり、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。

カメラに映る限られた情報から、子どもの小さな「つまずき」やサインを察知するためには、双方向の活発なコミュニケーションが欠かせません。

講師と何気ない会話を交わせる関係性があって初めて、子どもは「わからない」を隠さずに質問できるようになります。楽しそうな雑談は、実は学力を伸ばすための強固な土台を補強している時間そのものなのだと、これまでの教育現場での経験から感じました。

優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。

ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。

海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。

お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。