都道府県を覚えるにはゲームをしよう!
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。
わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。
日本の地理学習において、多くの小中学生が最初に直面する壁が「47都道府県」の暗記です。
県名や位置、特産品などを漫然と教科書で追う作業は、退屈で苦行ですよね。
しかし、オンライン指導を通じて多くの子どもたちを見てきた経験から言えるのは、地理だけでなく、勉強全般には「遊び」の要素を取り入れることで、驚くほど効率的に知識が定着するということです。
「自分で思い出す」作業が記憶を定着させる
なぜ暗記よりもゲームが有効なのでしょうか。
教育心理学では、情報を単に受け取るよりも、自力で思い出す「想起練習」が記憶の定着に不可欠だとされています。
ゲーム形式の学習は、この「思い出す」行為を自然に繰り返す仕組みになっています。
また、クイズに正解して「楽しい」と感じる瞬間に分泌されるドーパミンは、集中力を高め、情報を長期記憶へと送り込む強力なブースターとなります。
どんなゲーム?
具体的な方法として、まずは特産品や名所をヒントにした連想ゲームがおすすめです。
「リンゴ生産量日本一は?」といった問いかけは、単なる名称の暗記を、土地の背景と結びついて記憶に残りやすくなります。
また、都道府県の形を当てるシルエットパズルも効果的です。デジタルツールを活用してパズル感覚で位置関係を把握すれば、オンライン上でも親子や友達と競い合いながら、楽しんで覚えることができます。
最近では、日本や世界の地理をテーマにしたゲームが発売されていたりします。代表的なものとしては、人生ゲーム、「桃鉄」シリーズが挙げられます。
学校や塾だけで勉強することが「勉強」ではありません。なんでも遊びに、そして勉強になりうるのです。
さらにもう一歩!
さらに一歩進んだ学びとして、自分の興味があるテーマで「ランキング探し」をするのも良いでしょう。
好きなスポーツチームの本拠地を調べたり、好物の産地を確認したりすることで、自分の好きなものと結びつき、暗記せずとも自然と記憶へと変わります。
このように能動的に情報を探すことを習慣化すれば、知識はバラバラな点ではなく、互いに関連し合うネットワークとして頭の中に残りやすくなります。
都道府県を覚えればこんないいことがある
こうした学びで得られるのは、単なるテストの点数だけではありません。
都道府県という土台が固まれば、歴史の因果関係を読み解いたり、現代のニュースを自分事として捉えたりすることができるようになります。地理を学ぶことは、世の中の複雑な仕組みを理解するための第一歩なのです。
最後に
最後になりますが、今、日本の外で生活している皆さんに伝えたいことがあります。日本から離れていると、都道府県の名前は遠い世界の記号のように感じるかもしれません。
しかし、ゲームを通じて日本の多様性に触れることは、皆さんが持つ「海外と日本を比べる視点」をさらに豊かにする素晴らしい機会です。
ぜひ、楽しみながら学ぶと言う視点を忘れずに、日々いろんなことから学んでいってもらえればと思います。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、生徒一人ひとりが一時帰国や異文化生活の中で得た唯一無二の経験を、確かな学力へと繋げられるようサポートしています。
机上の勉強だけでなく、日本で五感を揺さぶられたすべての体験が、お子様の将来を照らす自信に満ちた一歩になることを願っています。
お子様の学習環境や日本語保持についてご不安があれば、いつでも当塾へご相談ください 。