知識をつめこまない!子どもの考える力を引き出す理科・社会学習法
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。
わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。
理科・社会は暗記科目という概念をなくす
日本の小学校や中学校の勉強において、理科と社会は「暗記科目」だと思われがちです。教科書に並ぶたくさんの地名や歴史の年号、実験の手順などを前にして、ただひたすらノートに書いて覚えようとし、途中で嫌になってしまうお子様も少なくありません。これは学年が上がるにつれて顕著になります。
しかし、ただ言葉を詰め込むだけの勉強は、長続きしないばかりか、本当の学力にはつながりにくいものです。
理科や社会の学習の本質は、私たちの身の回りにある「なぜ?」を解き明かす楽しさにあります。
オンライン塾で多くの小中学生を指導してきた経験からお伝えできるのは、
勉強に苦戦しているお子様ほど、「言葉の意味」や「原因と結果のつながり」をおざなりにしてしまっているということです。
ただ言葉を丸暗記するよりも、自分がすでに知っていることや「どうしてそうなるのか」という論理と結びつけて理解した方が、記憶に深く定着し、応用する力がつくことが分かっています。
つまり、子ども自身の知的好奇心を刺激することが、結果として一番の近道になるのです。
つながりで理解する
では、具体的にどのように進めればよいのでしょうか。例えば、社会科の地理を学ぶとき、単に「この地域ではお米の栽培が盛んである」と暗記するのではなく、「なぜここでお米がたくさん作られているのだろう?」という疑問からスタートします。
その地域の地形や、季節ごとに吹く風、気温や雨の量といった背景をセットで紐解いていくのです。すると、気候という理科の知識ともつながり、バラバラだった知識が一本の線になって頭の中で整理されます。
理科の実験器具の扱いについても同様です。顕微鏡の操作手順を文字だけで覚えようとするのは退屈ですが、「なぜこの順番で操作しないとレンズが傷ついてしまうのか」「なぜ最初にあかるさを調節しなければいけないのか」という理由を理解すれば、納得感を持って覚えることができます。
このように、物事の背景や理由をワクワクしながら考えていくことで、知識として定着しやすくなり、結果的に効率よく学習することができるのです。
「なぜ?」を大切にする学び
さて、こうした「なぜ?」を大切にする学びは、オンラインを通じて日本国外から日本の教科書を学んでいるお子様たちにこそ、ぜひ実践していただきたい方法です。
海外で日常的に違いを肌で感じ、多様な視点を持っている皆さんだからこそ、日本の理科や社会をより立体的に捉えることができ学びを深められると思います。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、指導経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。