映画館での映画鑑賞は勉強にも役立つ!

英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。

わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。

ポップスターの映画を観てきました

先日、わたしの住むタイでは、マイケル・ジャクソンの伝記映画『Micheal』が公開されました。音楽が好きなわたしは、早速見にいきましたが、平日の夜にも関わらず多くの人で席が埋まっていてびっくりしました。

映画を見る中で、「映画を見ることって学習にも役立つのではないか」と感じたので、今回はそれについて考えてみたいと思います。

オンライン授業で多くのお子さんと接する中で、最近特に感じるのが「情報の受け取り方」の変化です。

今の10代にとって、15秒や1分のショート動画は日常の一部です。

しかし、そうした「短く、刺激的な情報」に慣れすぎると、いざ国語の長い文章を読んだり、数学の複雑な文章題を解いたりする際に、途中で思考が途切れてしまう「集中力のスタミナ切れ」が起こりやすくなっているなと感じます。

そんな時代だからこそ、あえて2時間という時間を一つの物語に投じる映画鑑賞には、学習能力を根底から支える大きな力が秘められていると私は考えています。

「行間」を読み解くトレーニングになる

オンライン授業の国語の読解などで、登場人物の心情を問う問題に苦戦する生徒によく出会います。

文字情報だけでは状況をイメージしにくい場合でも、映画という「映像・音声・音楽」が融合したメディアなら、言葉にならない葛藤や空気感をダイレクトに受け取ることができます。

映画は、すべての答えを台詞で教えてくれるわけではありません。主人公の視線の動きや、背景に流れる音楽の変化から、「今、この人はどんな気持ちなのだろう」と推察し続けなければなりません。

この見えない文脈を追い続けることは、まさに読解における行間を読む作業そのものです。

2時間、一つのプロットを追いかけ続ける体験は、複雑な論理を粘り強く理解するための思考の持久力を養ってくれるのです。

感動を「言葉」に変えるアウトプットの力

また、映画を見た後にぜひお勧めしたいのが、その感想を誰かに話したり、短いメモに残したりすることです。

「面白かった」という感情を、「どのシーンで、なぜ自分の心が動いたのか」という具体的な言葉に変換する作業は、立派な論理的思考のトレーニングになります。

映像というあやふやなイメージを、他者に伝わる言葉に落とし込む。このアウトプットの習慣がある生徒は、自分の意見をまとめる記述力や、物事を客観的に捉える力が非常に高い傾向にあります。

まとめ

映画を一本、最後までじっくりと楽しむことは、決して単なる娯楽ではありません。それは、自分の内側にある感性を耕し、これからの学びに不可欠な深い集中力と他者への想像力を育む、とても豊かでありながらお子さんにとっても大切な時間となります。

ぜひ、お休みの日には映画館に足を運んでみてください。

優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。

ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。

海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。

お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。