学習マンガを読んで勉強しよう
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。
小学生低学年から高校生まで年代問わず幅広く教えています。
わたしの担当ブログでは、これまでの授業の経験から勉強の取り組み方や成功事例だけでなく、授業内容とは外れてしまうかもしれませんが時事問題などの学生と話し合ったことについてブログに残していこうと思います。
今回は、学習マンガについて。
近年、書店で学習マンガのコーナーが拡大しているのをご存じでしょうか。歴史、科学、文学、経済、さらにはプログラミングまで、あらゆる分野の学習マンガが出版され、小学生から大人まで幅広い層に読まれています。
学習マンガはなぜ人気?
学習マンガがこれほどまでに支持されるのには、いくつかの明確な理由があります。
学習マンガは読みやすい
最大の魅力は、やはり「読みやすさ」です。分厚い参考書や専門書に比べて、マンガはシンプルにまとめられているのでスムーズに学習をスタートできます。
特に、本を読むのが苦手な場合や、まだ学習習慣が確立していない初期段階において、この「とっつきやすさ」は非常に大きなアドバンテージとなります。
ストーリーを理解しやすい
文章だけでは理解しにくいことや、歴史上の出来事における登場人物の感情の動き、科学的なプロセスなどは、マンガの絵によって具体的にイメージできます。
例えば、歴史上の偉人の人柄や、事件の背景にある人間模様をビジュアルで捉えることで、単なる事実の羅列ではなく、「物語」として記憶に刻まれます。
これは、知識を「覚える」段階から「理解する」段階へと引き上げる手助けとなります。
記憶に結びつきやすい
ストーリーと感情が結びついた情報は、単なる文字情報よりもはるかに記憶に残りやすいことが、脳科学の観点からも示唆されています。
マンガを読むことで、登場人物の体験や葛藤といった「エピソード記憶」として知識が処理されるため、長期的な記憶として定着しやすくなります。
「学習マンガ」をどう読めばいい?
学習マンガはどう読むと勉強にとって良いのでしょうか?
ステップ1:まずは「通読」で全体像を掴む
最初細かいことはこだわらず、楽しんで一気に読み切ってしまいましょう。
それにより、お話全体でどんなことが起こっているのかを理解することができます。
ステップ2:教科書・参考書といっしょに読む
一度マンガを読み終えたら、次に通常の教科書や参考書と対応させながら読み直します。不思議なことに教科書だけを読んだ時とでは、マンガを読んでからの方が頭に入ってくる感じがします。
ステップ3:学んだことをみんなにアピールしてみよう
最も重要なのがこのステップです。マンガで得た知識を誰かに説明したり、問題を解いたりして、頭の外に出してみましょう。
マンガの登場人物になったつもりで、その人物の行動や発言の理由を説明してみると、知識の定着度が格段に上がります。
学習マンガは「遊びではないか?」と読もうと思わない場合もあるかもしれません。しかし、教科書や学校で学んだ内容と合わせて読むとその効果は歴然です。
ぜひ一度試しに読んでみてください。
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お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。