オンラインレッスンで「書く技術」を手に入れよう!
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。
わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。
「考えをまとめたいのに、入力に必死で中身が空っぽになってしまう」
オンライン授業中、画面越しにそんなもどかしさを抱える生徒をよく目にします。
日本国内では「GIGAスクール構想」に基づくICT技術の教育現場への導入に伴い、認知負荷が問題となり議論されてきました。
認知負荷とは、ICT機器(パソコンやタブレット)やソフトウエアを使うことで学習者が余分な負担を感じてしまうことをいいます。
タイピングが学習の負担に
タイピング自体が学習において負担になってしまうといわれて久しく、先駆けてICT機器を教育に導入していた北欧では学力の低下が見られたことでこれまで通りの手で書く教育体制に戻っています。
しかし、現状ICT教材を使っていこうと機運はいまだに高く、それに対応していかざるを得ない状況です。
つまり、学ぶことにおいては、ICT機器を使いこなすことが基礎学力の土台を支える重要なスキルとなっています。
今回は、タイピングに焦点を当てて、それが学習にどう影響するのかをお話ししていきたいと思います。
「書く速さ」が思考の自由度を決める
なぜ、わざわざタイピングの練習が必要なのでしょうか。それは、文字入力のスピードが先述したとおり「認知負荷」に直結するからです。
最新の教育ICTや認知心理学の研究では、文字入力にリソースを割かれすぎると、本来集中すべき論理的な思考や表現の工夫に脳が回らなくなることが指摘されています。これはタイピングに限らず、手書きでも同様です。
「書く作業」が脳を占領していませんか?
人間が一度に処理できる情報の容量には限りがあります。
文字を「どう打つか」に意識が向いている状態は、いわば脳のメモリを無駄遣いしている状態です。入力スピードが遅いと、書き終える前に次のアイデアを忘れてしまったり、文章を繋げる論理が途切れたりしてしまいます。
「無意識化」が生むクリエイティビティ
ブラインドタッチができるようになると、視線は手元ではなく画面に固定されます。文字入力が無意識の動作になれば、脳のメモリを100%、内容を練る力に注ぎ込めるようになります。
頭に浮かんだアイデアがそのまま指先からあふれ出す感覚。
この状態こそが、質の高いアウトプットを生む理想的な形です。
「手で書く」ことも重要
鉛筆やペンでで文字を書くときに「あれ、この漢字これで合ってるっけ」と感じる大人も多いでしょう。それは、手で文字を書く頻度が減ってしまったことによります。
特に小学生においては、手で文字を書くことで脳が発達し、学習能力も向上すると言われています。
優心オンラインでは、オンラインでチャット欄に長文の回答を載せてもらうこともあれば、手書きしたものを授業中に共有してもらったり、後日連絡用のチャット上で送ってもらうなど、オンラインで書く方法、手で書く方法どちらも実践してもらっています。
まとめ
現在、わたしたちはネットワークやICT機器に囲まれて生活しています。それは主にコミュニケーションの高速化(チャットをしたらすぐに相手に届くが、以前は時間がかかった)によるものです。しかし、学習においては、手で書くことが学習効果を高めることも指摘されています。
どちらも重視しつつ順応していくことが、今後わたしたちがより楽に、かつ豊かに生きることができるようになるのではないでしょうか。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、海外在住経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。