【雑談】海外生活2年。「当たり前」は場所が変わると当たり前じゃなくなる
気が付けば、シンガポールで暮らし始めてもうすぐ2年になります。
あと少しでバンコクへ引っ越すことが決まり、最近は少しずつ荷物の整理を始めています。
2年前、日本を出発するときは、「海外生活ってどんな感じなんだろう」と、楽しみな気持ちと不安な気持ちが半分ずつでした。
でも、今振り返ってみると、この2年間で一番感じたことは、
「当たり前って、住む場所によって全然違うんだな。」
ということです。
「えっ?」の連続だった最初の頃
海外生活を始めたばかりの頃は、小さなことにも驚いていました。
スーパーへ行けば、日本では見かけない野菜や果物が並んでいて、「これはどうやって食べるんだろう?」と思ったり。
ホーカーで注文すると、「この料理、思っていた味と全然違う!」なんてこともありました。
日本では「普通」だったことが、「普通じゃない」。
そんな場面が毎日のようにありました。
もちろん戸惑うこともありましたが、その一つひとつが海外生活の面白さでもありました。
日本を離れて気づいた「ありがたさ」
一方で、日本を離れたからこそ気づいたこともたくさんあります。
例えば、日本の接客。
困っていると自然に声をかけてくれたり、細かな気配りがあったり。
時間通りに電車が来ることも、コンビニで欲しいものがすぐ見つかることも、日本では当たり前に感じていました。
でも、その”当たり前”は世界中どこでも同じではありません。
日本を離れて初めて、「これってすごいことだったんだ」と気づく場面が、本当にたくさんありました。
きっと日本に住んでいたら、気づかないままだったと思います。
違いを知ると、どちらも好きになる
海外生活をしていると、「日本のほうがいい」「海外のほうがいい」という話になることがあります。
でも私は、この2年間でどちらも好きになりました。
シンガポールにはシンガポールの良さがあります。
いろいろな文化が自然に混ざり合っていて、多様な価値観に触れられる環境。
子どもたちが当たり前のように複数の言語を使い分けている姿を見るたびに、「すごいなあ」と感じます。
一方で、日本には日本ならではの魅力があります。
四季の移り変わりや、季節ごとの行事。
何気ない日常の中にある、細やかな気遣いや文化。
どちらかを選ぶのではなく、どちらも知ることができたのは、とても貴重な経験でした。
次の場所でも、新しい「当たり前」に出会えるはず
もうすぐ始まるバンコクでの生活。
きっとまた、「えっ?」と思うことがたくさんあるでしょう。
そして数年後には、それが「当たり前」になっているのかもしれません。
そう考えると、新しい生活がますます楽しみになります。
レッスンでは、生徒たちから海外での学校生活や、日本への一時帰国の話を聞くことがよくあります。
それぞれの国で生活しているからこそ見える景色があり、それぞれの「当たり前」があります。
私自身もこれから新しい国で生活しながら、生徒たちと「こんな発見があったよ」と話せる日を楽しみにしています。
海外生活は、不便なこともあります。
でも、それ以上に「新しい気づき」をたくさんくれる毎日です。
シンガポールで過ごした2年間に感謝しながら、次はバンコクでどんな「当たり前」に出会えるのか、今から少しワクワクしています。
(沢村)