【雑談】国によって映画館のマナーがちがう!?

いきなりですが、みなさんは映画館に映画を観に行きますか?

私は現在シンガポールに住んでいます。宗教や人種もさまざまで、日本とはまた違った魅力を感じる国です。

そんなシンガポールで映画を観に行ったとき、私は3つのことに驚きました。今回はその体験をご紹介します。

驚き① なんだかガヤガヤする…

これは、マーベルの新作映画「サンダーボルツ」を観に行ったときのことです。
土曜日だったこともあり、家族連れで映画館はにぎわっていました。

席に着いたのは上映時間ギリギリ。予告やCMが流れていたのですが…

「なんかガヤガヤする!!」

特に耳を澄ましているわけではないのに、あちらこちらから話し声が聞こえてきます。

「まあ、まだ本編じゃないし、仕方ないか」と思っていたのですが…

本編が始まっても、「うん!やっぱりガヤガヤする!」

リアクションが大きいのは海外あるあるかな〜なんて思っていたのですが、そうではなく、普通に話し声が聞こえてくるんです。じわじわと集中力が削がれていきました…。

ちなみに、小6のRさんにこの話をしたら、「思ったこととか、話しながら観ちゃうんだよね」とのこと。

別の国に住んでいるSさんは「友達と観に行くと話すし、お父さんとお母さんと行くときは静かに見なきゃいけないからしゃべってないよ。」とも教えてくれました。

日本では「映画中は静かに観る」のが当たり前。だからこそ、こういう違いを体験すると、あらためて自分の「慣れ」に気づかされますね。

驚き② エンドロールが映画終了の合図!?

本編が終わり、いよいよエンドロールへ。

すると突然、シアター内の照明がパッと明るくなった!

それだけではありません。
あちこちから話し声が聞こえるし、前の方の席の人たちがスクリーンの前を横切りながら退場していく!

これにはかなり衝撃を受けました。

日本ではエンドロールで退席する人もいますが、できるだけ静かに、人の邪魔にならないように…が暗黙のルール。
私はエンドロールまでしっかり観たい派なので、さすがにちょっとイライラしてしまいました(笑)

「ふつう」は人それぞれ

ネガティブな感想も多くなってしまいましたが、これはこれで面白い経験だと思っています。

自分にとっての“ふつう”は、他の人にとっては“ふつうじゃない”。
それを体感できるのが、海外生活の醍醐味のひとつでもあります。

そして、レッスンで子どもたちと関わるときも、自分自身の“ふつう”を”押し付ける”のではなく、それぞれの“ふつう”を”受け入れる”ことが大事だと改めて思いました。

(余談ですが、普段はあまり表情を出さないYさんに、「わたしの後ろの席の人がいびきかいて寝てたんだよね」という話をしたら、今までのレッスンで一番の笑顔を見せてくれました!)

ということで、
みなさんも機会があれば、海外で映画を観るという体験、ぜひしてみてくださいね。
意外な発見があるかもしれません!

(沢村)