【雑談】令和のたまごっちは、私の知っているたまごっちじゃありませんでした
先日、インドに住んでいるMさんとのレッスンで、思わず「時代は変わったなあ」と感じる出来事がありました。
レッスンが始まると、
「先生、これ見て!」
と画面の向こうで見せてくれたのは、なんとたまごっち。
「たまごっち!」と聞いた瞬間、私の頭の中には、白黒の小さな画面と、ピコピコという懐かしい音が浮かびました。
学生時代、学校から帰るとエサをあげたり、お世話をしたり。
気が付くと電池が切れてしまっていたり、お世話を忘れて慌てたり…。
そんな思い出がよみがえってきました。
ところが、Mさんが見せてくれたたまごっちは、私の知っているものとはまったく違っていたのです。
「えっ!?カラーなの?」
最初に驚いたのは画面でした。
「えっ!?カラーなの?」
昔は白黒のドット絵だった記憶しかありません。
しかも、キャラクターがとてもなめらかに動いています。
「すごいね!」
と思わず声が出てしまいました。
さらに話を聞いていると、
「Wi-Fiでつながるよ。」
「イベントもあるよ。」
と、次から次へと新しい機能を教えてくれます。
そのたびに、
「えっ!?」
「そんなことまでできるの?」
と驚く私。
気が付けば、どちらが先生なのか分からない時間になっていました。
子どもたちは、新しいことをよく知っている
レッスンでは、私が勉強を教える立場ではありますが、子どもたちから教えてもらうことも本当にたくさんあります。
新しいゲームのこと。
今流行っているアニメのこと。
学校で人気の遊び。
そして今回のように、昔とは大きく進化したおもちゃのこと。
「先生、知らないの?」
と少し得意そうに教えてくれる姿を見ると、とても微笑ましい気持ちになります。
その時間もまた、レッスンの楽しみの一つなのです。
変わるものと、変わらないもの
たまごっちは大きく進化していました。
画面も、機能も、遊び方も、私が子どもの頃とは比べものにならないくらい変わっています。
でも、一つだけ変わっていないなと思ったことがありました。
それは、「大好きなものを誰かに紹介したい」という子どもたちの気持ちです。
Mさんは、たまごっちのことを話している間、本当に楽しそうでした。
「このキャラクターがね。」
「ここが面白いんだよ。」
そんなふうに夢中になって話してくれる姿を見ていると、好きなものについて話す時間は、今も昔も変わらないんだなあと感じました。
レッスンの中にある、何気ない会話
オンラインレッスンというと、「勉強だけをする時間」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、学習を進めることが一番の目的です。
でも、その前後の何気ない会話も、私はとても大切にしています。
「先生、これ見て!」
そんな一言から始まる話題のおかげで、その日のレッスンがより楽しくなることも少なくありません。
子どもたちの「好き」を知ることで、その子らしさを感じることもできます。
そして私は、そのたびに新しい世界を教えてもらっています。
ちなみに、今のたまごっちを見たあとに昔のたまごっちを調べてみたのですが、
「こんなにシンプルだったんだ!」
と、今度は自分の記憶に驚いてしまいました。
もしかすると数年後には、今のたまごっちも「懐かしいね」と話す日が来るのかもしれませんね。
(沢村)