【雑談】え、同じの持ってる!
「先生、ディズニーのカチューシャ、何個もってますか?」
ある日のレッスンの始まり。香港に住んでいるRさんが、ちょっとワクワクした様子で聞いてきました。
「え〜、何個かな?いくつかあるけど、香港のは“アナ”のしか持ってないよ!」
そこから始まった、ディズニー好き同士の大盛り上がり。今日はそんな雑談の中の“ほっこりエピソード”をご紹介します😊
実は私、けっこうディズニー好きなんです
自分でいうのもあれですが、実は私、かなりのディズニー好きです。
一時帰国のたびにインパ(=パークに遊びに行くこと)するのが恒例で、香港のディズニーにも年パスを持ってちょこちょこ遊びに行っています。
ちなみに今は、ハロウィンに向けて仮装の衣装を製作中!(けっこう本気です🎃)
なので、生徒とディズニーの話題になると、自然とテンションが上がってしまいます。
「見せてあげるね!」からの…
その日のRさんとのレッスンは算数。
でも、せっかくディズニーの話で盛り上がったので、「ちょっと待ってて!アナのカチューシャ、今もってくるから。その間にこの問題やっててね〜」と声をかけました。
いつも通り、ちょこっと雑談 → さくっと課題タイム、という流れです♪
問題を確認し終わってから、画面にアナのカチューシャを映すと…
「それ、私も持ってる〜!!」とRさんが思わず叫び声!
まさかの“おそろい”発覚で、ふたりで大はしゃぎ。
「どこで買ったの?」「いつ行った?」「次は何のカチューシャほしい?」と話がどんどん広がっていきました。
好きなことでつながれるって、うれしい
普段は算数をメインにしているレッスンですが、こういう“好きなもの”をきっかけにした雑談があると、生徒との距離がグッと近づきます。
「先生と趣味が一緒」「分かり合える話がある」って、やっぱりうれしいですよね。
特に海外で育つ子どもたちにとって、こうした安心できる雑談の時間は、日本語を使うこと自体へのモチベーションにもつながっているように感じます。
雑談からうまれる、ちょっとした幸せ
「勉強の時間だから」とガチガチに固めすぎず、こんなふうに雑談からスタートしてもいい。
むしろ、リラックスした空気の中だからこそ、集中して取り組めることもたくさんあります。
同じカチューシャを持っていた、という小さな偶然が、
その日のレッスンを、いつもよりもっと楽しく、あたたかい時間にしてくれました😊
(沢村)