【英検】伸びる子がやっている「小さな習慣」
英語(英検対策)・国語・社会・理科を教えている左雲(さくも)です。小学生低学年から高校生まで、年代を問わず幅広く担当しています。
わたしのブログでは、日々の授業での経験をもとに、勉強の取り組み方や成功事例、時には生徒と話し合った時事問題などについて綴っています。
「よし、次の級を目指して頑張ろう!」と意気込んでテキストを開いたものの、知らない単語や複雑な文章ばかりで、思わずため息をついてしまった……。そんな経験はありませんか?
新しい級に挑戦するとき、多くの人が「とにかく過去問を解いて問題に慣れよう」と考えがちです。
しかし、実は着実にスコアを伸ばす子が最初にやっているのは、一見遠回りに思える単語の暗記と文法構造の整理を毎日の習慣に落とし込むことです。
なぜこの順番が大切なのか、そして挫折せずに知識を定着させる具体的な学習の仕方についてお話しします。
なぜ「単語と文法」のインプットを先にすべきなのか
学習において、頭が一度に処理できる情報量には限りがあります。
単語や文法の基礎があいまいなまま問題演習に挑むと、脳は「言葉の意味を調べること」と「文章の論理や解法を考えること」を同時に行わなければならず、あっという間に頭の中が容量オーバーを起こしてしまいます。
これが途中で集中力が切れたり、解説を読んでもピンとこなかったりする状態の正体です。
一方で、事前に語彙と文法という「英語の材料」を頭の中にしっかりそろえておけば、文章を読む際に余計な負荷がかかりません。その結果、物語の展開や筆者の主張を整理することにパワーを集中させることができ、読解スピードも正確性も飛躍的に向上するのです。
挫折を防ぐ!効果的な暗記と学習習慣のコツ
オンライン塾で多くの小中学生の学びをサポートする中で分かった、単語と文法を効率よく身につけるための実践的な学習習慣を3つ紹介します。
「長時間のまとめ勉強」より「毎日の短時間ルーティン」
人間の脳は、一度に大量の情報を詰め込むよりも、何度も触れることで「必要な情報」だと認識します。
週末に1時間まとめて覚えるよりも、1日10分〜15分の「暗記タイム」を朝や寝る前などの生活リズムに組み込む方が、記憶の定着率は圧倒的に高まります。
「見る・書く」から「隠して思い出す」アウトプットへ
単語帳を眺めたりノートに何度も書き写したりする作業は、勉強した気になりやすいものの、記憶には残りにくい傾向があります。
単語の意味を隠して口に出して言えるかを試す「思い出す作業」を繰り返すことが、記憶力を高める最大のポイントです。
文法は「基本例文の丸ごと音読」で身につける
文法のルールだけを丸暗記しようとすると、実際の文章で使いこなせません。
その文法が含まれた短い基本例文を何度も音読し、丸ごと頭に入れてしまうのが最も効果的です。
「音とリズム」で文構造を身体に染み込ませることで、長文読解だけでなくライティングでも自然と正しい英文が引き出せるようになります。
基礎の土台さえ固まってしまえば、その後の過去問演習はわからないものに苦しむ時間から覚えた知識を使って解く楽しさを実感する時間へと変わります。
まとめ
地道に単語帳をめくり、文法を一つひとつ確認していく作業は、時に退屈に思えるかもしれません。しかし、毎日コツコツと積み重ねた15分は、確実にあなたの語学力のがんじょうな骨組みを作っています。
焦る必要はありません。今日覚えた数個の単語、ひとつ整理した文法が、未来の自分を助ける確かな一歩になります。自分のペースを大切に、楽しみながら一つずつ積み上げていってみてください。
優心オンラインでは、海外在住者専門の個別指導塾として、指導経験の豊富な講師陣が、生徒一人ひとりの理解度や興味、学習環境に合わせてきめ細やかなサポートを行なっています。
ただ勉強ができるようになることを目指すのではなく、ひとりひとりのお子さんが楽しんで勉強に取り組み、生きる力を身につけることに重きを置いています。
海外にいながら、日本の学校の学習に合わせて進めることも可能です。
お子さんの学習について何かご不安な点があれば、ぜひ一度当塾にご相談ください。