【理科】「わくわく」をそのままに!動画を使った発見レッスン【レッスン日記】
今回は、理科のレッスンで印象的だったエピソードを紹介します。
これまで算数を教えていた小5のRさん。先日から新しく「理科」のレッスンがスタートしました。
理科が大好きなRさんとの新スタート
Rさんは理科が大好き。
学校の授業では「ゆっくりすぎてつまらない」と話しており、レッスンでは学校よりも先の単元を、Rさんのペースで進めていくことになりました。
今回取り組んだのは「物が水にとけるとき」という単元。
はじめに、教科書の「単元のまとめ」をもとに、つながりや法則を確認していきました。
……が、正直に言うとこの部分、説明も問題も少し単調で、面白さを感じにくい内容なんです。
ただ、Rさんは終始わくわくした表情で「このあとどうなるの?」と前のめり。
その姿を見て、「この意欲をもっと引き出したい」と思い、ある工夫をしてみました。
NHK for Schoolの動画を活用!
そこで取り入れたのが、学校でもよく使われている「NHK for School」の理科動画です。
ただ見るだけではなく、「一緒に考えながら見る」という形式で進めました。
動画の途中で「どうなると思う?」「こっちかな?」「え、そうなの!?」と、リアルタイムで会話を交わしながら進めると、まるで実験を一緒にしているような臨場感に。
学校の授業ではなかなかリアクションをしづらい場面もありますが、1対1のレッスンだからこそ、その瞬間の驚きや発見を共有できるのが大きな魅力です。
「会話」で学びを深める
動画を見たあとは、もう一度「単元のまとめ」に戻り、内容を確認してから問題に取り組みました。
ただ眺めるだけではなく、「なぜそうなるのか」「どんな条件が関係しているのか」を話し合うことで、Rさん自身も「わかった!」という手応えを感じた様子でした。
動画そのものはひとりでも見られますが、「学び」を深めるのは会話。
考えを言葉にすることで理解が整理され、次の単元にもつながる力になります。
家庭教師のレッスンは、子どもの興味に合わせて内容を柔軟に変えられるのが魅力です。
「わくわく」をそのままに、学びを体験として積み重ねていけるよう、これからも理科の世界を一緒に広げていきたいと思います🌱
(沢村)