【レッスン日記】食物連鎖を“覚える”前に考えてみる
今日は、香港在住のRさんとの理科のレッスンの様子を紹介します。
今回のテーマは、「食物連鎖」。
理科の中でも、生き物同士のつながりについて学ぶ単元です。
理科は好きな子も多い一方で、
どうしても“知識を覚えるだけ”になりやすい教科でもあります。
特にオンラインレッスンだと、
説明を聞いて、
ノートを書いて、
問題を解いて…
という流れだけでは、単調になってしまうことがあります。
なので私は、理科のレッスンではできるだけ単元の最初に、
「まず自分で考える時間」
を入れるようにしています。
「牛って何食べる?」
今回のレッスンでは、最初にこんな話から始めました。
「私たちが普段食べているものって、元をたどるとどうつながってるんだろう?」
するとRさんが、
「牛!」
と答えてくれました。
そこから、
「じゃあ牛って何を食べるかな?」
「草!」
「じゃあ草は何から育つ?」
と、どんどん話をつなげていきました。
すると途中で、
「植物って生き物ですか?」
という話題に。
理科の問題集なら、さらっと進んでしまいそうな部分ですが、
こういう“ちょっと立ち止まる疑問”が、実はすごく大事だったりします。
「覚える」より、「考えた」が残る
学校の授業では、
こういう問いかけをすると、
「じゃあわかる人?」
「〇〇さん答えてください」
という形で進むことも多いと思います。
もちろん限られた時間の中で授業を進めるには必要なことです。
でも、マンツーマンのレッスンでは、
“その子自身が考える時間”
を大切にできるのが大きな良さだなと感じます。
正解をすぐに言うのではなく、
「なんでそう思った?」
「もし植物がいなかったらどうなるかな?」
と、一緒に整理しながら考えていく。
すると、ただ知識として覚えるよりも、
「自分で考えた内容」
として記憶に残りやすくなるんですよね。
理科は“会話”で面白くなる
理科というと、
暗記科目のイメージを持つ子も少なくありません。
でも実際には、
「なんで?」
を積み重ねていく教科だと思っています。
今回のレッスンでも、
最初は食物連鎖の話だったのに、
「人間って結局何を食べて生きてるの?」
「じゃあ太陽がなかったら?」
と、どんどん話が広がっていきました。
こういう時間は、
問題を解くだけではなかなか生まれません。
もちろん、最終的にはテスト対策や知識の整理も必要です。
でも、その前に、
「考えるって面白い」
と思える時間を作ること。
それが、理科を好きになるきっかけになる気がしています。
今回も、
Rさんと一緒にたくさん考えながら進めた、楽しい理科レッスンでした。
(沢村)