【レッスン日記】「おもちゃ、届いた!?」が気になって仕方ない小1男子との算数レッスン

「今日、おもちゃが届くかもしれない!」

タイで暮らしている小学1年生のYさん。

普段は算数のレッスンを一緒に頑張っています。

そんなある日のレッスン。

いつもより少しそわそわしているYさんに話を聞いてみると……

「今日、もしかしたらおもちゃが届くかもしれない!」

なんと、楽しみにしていたおもちゃが届く予定の日だったのです。

それは気になってしまいますよね(笑)

「ママ~!届いた!?」

レッスンを始めても、どうしてもおもちゃのことが気になるYさん。

問題を解いている途中でも、

「ママ~!届いた!?」

と確認。

しばらくすると、また気になって……

「ママ~!まだ!?」

もちろん、楽しみにしているものが届くかもしれないとなれば、気になってしまうのは当然です。

ただ、気持ちがおもちゃに向いてしまい、なかなか算数に集中できない様子でした。

「集中して!」と言うだけでは、きっと気持ちは戻ってきません。

そこで、この日のレッスンでは少し作戦を変えてみることにしました。

「ここまでやったら、ママに聞いてみよう!」

「じゃあ、ここまで問題をやったら、ママに確認しよう!」

と、小さな目標を決めて進めることにしました。

「この問題まで!」

「ここまで終わったら聞いてみよう!」

と区切ることで、Yさんも「じゃあ、ここまで頑張ろう!」と気持ちを切り替えやすくなりました。

一度に「最後まで集中しよう」と言われるよりも、

「まずはここまで」

とゴールが近くにあるほうが、取り組みやすいことがあります。

その後も、少しずつ区切りながら算数の問題に取り組みました。

結局、おもちゃは……

ちなみに、楽しみにしていたおもちゃは……

この日のレッスン中には届きませんでした(笑)。

「まだ届かなかったね~」と残念そうなYさんでしたが、気になって仕方がない状況の中でも、最後まで算数に取り組むことができました。

今回のレッスンで改めて感じたのは、大きな目標を小さな目標に分けることの大切さです。

これは、家庭学習でも活用できます。

例えば、

「今日は算数を30分やろう!」

という大きな目標だけを決めるのではなく、

「まずはこの3問!」

「ここまで終わったら5分休憩!」

「次は漢字を5個覚えよう!」

というように、取り組むことを細かく区切ってみる。

「30分頑張る」と考えると長く感じても、「まずは3問」と考えれば、少し取り組みやすくなります。

「できた!」を積み重ねる

勉強では、最初から大きな目標を達成しようとするよりも、小さな「できた!」を積み重ねていくことが大切です。

特に小学生の場合、その日の気分や学校での出来事などによって、集中しやすい日もあれば、なかなか気持ちが向かない日もあります。

そんなときは「集中できない=やる気がない」と考えるのではなく、

「どうしたら今の気持ちでも取り組めるかな?」

と考えてみる。

Yさんとのこの日のレッスンも、そんなことを改めて考えるきっかけになりました。

ちなみに次のレッスンでは、おもちゃの話を聞けるのかな?

今度こそ「届いたよ!」が聞けることを、私も楽しみにしています😊

(沢村)