《漢字=つまらない》からの脱出
漢字練習は大変!
初めまして。小学生全教科と中学数学を教えております沢村です。
今回のテーマは『漢字学習について』です。
国語学習で避けては通れない学習、それこそ【漢字】です。
みなさんはご家庭でどのような学習方法をしていますか?
「漢字ドリルをひたすらやらせています。」
「プリントを家庭で印刷して該当学年に追いつくようにしています。」
「漢字練習帳にひたすら練習させています。」
こんな学習方法をしているご家庭が多いのではないでしょうか?
しかし、子どもにとって漢字は【果てしない日本語を使った修行】となり、【漢字=つらい、複雑、つまらない】というイメージをもっているかもしれません。
私事ですが前職で小学校教員をしましたが、子どもたちから「漢字練習がつらい」という生の声を聞いてきました。
ドリルをやって、ノートに同じ漢字をひたすら書く、、、
大人の私でもつらいと思いますし、小中学生だったときにもやっていました。
つまらないからの脱出のヒントは”ビンゴ”
どうしたら漢字学習に対して前向きに取り組んでくれるかなと考えて、当時の先輩先生から教えてもらいました。
それは、ゲーム感覚で漢字学習できるように漢字ビンゴをすることです。
「え?ビンゴをするだけで覚えるの?」
そう思う方もいると思います。当時の私もそうでした。
しかし、効果てきめん!!
保護者の方からも「昨年までは全然やらなかったのに今では楽しみにしています」とお声をいただきました。
現在のオンラインレッスンでも自己流にアレンジをして行っています。
ある日、漢字ビンゴをやらなかった日に「今日は漢字ビンゴはやらないの?」と生徒さんから授業中に言われました。
その子は勉強のスイッチがなかなか入りずらい子で、最初一緒にやった時は「ビンゴはきらい」とネガティブな発言をしていました。
なので、本人から希望があったときは思わずびっくりしました。
“ちょっとした工夫”で楽しく!
こうした”ちょっとした工夫”で「なんだ、漢字学習って面白いじゃん」と思うきっかけをつくっていくのがわたしの授業で意識していることです。
これは漢字学習だけではなく、どの教科でもいえることだと思います。
1時間の授業でやれることは限られています。
問題集やプリントに沿って学習を進めることは大事ですが、
一番は【勉強している子ども自身が楽しいと思うこと】だと思っています。
もし、お子さんが勉強に対して前向きになれていないなと悩んでいる方がいましたら、楽しくなるような”ちょっとした工夫”をプラスしてみるといいかもしれませんね。
(沢村)